

豊田市男性保育師(士)連盟は、豊田市の男性保育士が中心に2006年に設立したボランティア団体です。
パパの育児支援活動に特化し、『パパッパパ』(2005年)という親子講座からスタートしました。
2008年には愛知県の委託事業として『子育て戦隊パパレンジャー』が生まれました。豊田市中のパパと子どもが100組以上集まり豊田市に“パパ旋風を巻き起こしました”。現在はこの活動は看板メニューとして大人気の連続講座として続いています。
豊田市男性保育師連盟はどうしてできたの?

設立当初、「男性保育士」がとても少なく(今もそう変わりませんが)、現場で“自分らしさ“が出せていませんでした。自分の好きなことを発揮する場所、仕事への自己研鑽をする場所としてこの団体ができました。
『男性保育士×パパ』をキーワードに、ギターを弾く・ブレイクダンスを踊る・空手をやる等、自分たちの持ち味を存分に生かし、活動を思い切り楽しむことで仕事への自信へと繋がっていきました。
ジェンダー平等の時代ですが、今でも「男性保育士」という言葉は使われています。ならば「男性保育士」という言葉を武器にし、地位向上を図ることも目的としています。
豊田市男性保育師連盟の特徴

親子遊び
「家庭でもできる簡単な遊び」「保育の教材を使った子どもに親しみのある遊び」「男ならではのダイナミックな遊び」を必ず入れ込んでいます。また『ここでしかできない遊び』も意識し、参加者のパパと子どもが楽しめる内容にしています。
社会問題を解決する
私たちが常に意識する社会問題は『男性保育士が活躍する社会へ』『パパが当たり前のように子育てをする社会へ』です。2006年からこの二つはブレずに意識して活動を続けています。
そして、活動を続ける中で自分たちの活動が次のフェーズへ進むようになったことを感じます。これまでの活動が少なからず、問題解決に貢献する活動に繋がっていたら嬉しいです。

対象と活動場所
豊田市内の活動
● 0歳児(1〜3ヶ月)…豊田市役所内で講師として活動 ※豊田市の行政と連携
● 0〜2歳児(未就園児)…子育て支援センター(あいあい、ゆうゆう、にこにこ)で講師として活動
● 3〜5歳児(在園児)…子育て戦隊パパレンジャーを主催。交流館等で講師として活動
市外の活動
知立市、刈谷市、清須市、大口町、東海市、名古屋市、大府市等で毎年定期的に活動。
これからの展望

後進の育成
活動メンバーは、それぞれ自身も親になっています。そして、自分の子を連れて活動をすることことが当たり前の光景となってきました。今は、20代や30代メンバーが舞台に上がり、司会や進行ができるようになってきています。そうやって、次世代に自然とバトンを繋げるような仕組みを作っていきます。
持続可能な活動へ
私たちは、0〜6歳までの子を持つパパが繋がる親子支援を行っています。そして、講座に参加してくれていたパパ達が自主的に「子育て男塾」や「おいでんレンジャー」の団体を作り、卒業生達が活動を続けています。参加者のパパ達が、豊田市男性保育師連盟のメンバーに入ることもあり、次世代のパパ達を支援する仕組みになってきています。
『パパが子育てを楽しめば家族が笑顔になる』というキャッチコピーを掲げ、今後も地域に根ざした活動を続け、豊田市から愛知県へ広がる支援活動を続けていきます。
これまでの受賞歴
2011年2月
住友生命「第4回未来を築く子育てプロジェクト」において『未来賞』受賞。
場所:東京ホテルニューオータニ
2012年11月
「子ども若者育成・子育て支援功労者表彰」において『内閣府特命担当大臣表彰(子育て・家族部門)受賞。
場所:総理大臣官邸
2018年9月
『第12回キッズデザイン賞』受賞 『キッズデザイン協議会会長賞』受賞。
場所:六本木ヒルズ
2020年10月
「第14回よみうり子育て応援団大賞』において『選考委員特別賞』受賞。
場所:コロナ禍のため表彰式中止
2025年11月
「健やか親子21内閣府特命担当大臣表彰」において『団体部門優秀賞』受賞。
場所:こども家庭庁
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